【未経験・初心者向け】Web制作とアプリ開発の違いを知って、プログラミング学習をはじめよう!

ウサギ
ウサギ

Web制作とか、アプリ開発とか、Web開発とか、プログラミングを学び始める前から、似たような言葉がたくさんあって、わかりにくいなぁ。

イヌ
イヌ

Web制作アプリ開発の言葉の違いについて、プログラミングの学び方を踏まえて、説明していくよ!

ウサギ
ウサギ

!!!
心の声、読まれた?!

プログラミング学習のはじめの一歩は「目的を決めること」です

プログラミングをはじめようとすると、何から始めたらいいのか、迷いますよね。

  • どんな内容を学習すればいいの?
  • どんなプログラミング言語を始めたらいいの?

じつはプログラミングを学ぶにあたって、どの言語から始めたらいいか。というのは、最初には決まりません

プログラミング言語による得意不得意があったり、初学者にわかりやすいプログラミング言語や、プログラミングの経験者でも理解が難しいプログラミング言語があるのも事実です。

しかし、プログラミングをはじめようとしているあなたが、1番に決めなければいけないことは、

あなたがプログラミングを学んでなにを成し遂げたいかという目的を決めることです

を明確にすることです。

なぜかというと、その目的によって、

学習する内容初学者が目指すべき到達点全く異なる

からです。

目標がはっきりすれば、自然に学ぶべきプログラミング言語が決まります

最近の傾向だと、あなたがプログラミングを学びたい目的は、以下のどちらかではないでしょうか。

  1. お金を稼ぐためにプログラミングを学びたい
  2. 転職をするためにプログラミングを学びたい

もし当てはまっているようでしたら、続きを読んでいただければと思います。

Web制作とアプリ開発の違い

この2つのプログラミングを学びたい目的を、きちんと理解するためには「Web制作」と「アプリ開発」の違いを知ってもらう必要があります。

あなたがいま学ぼうとしている技術目指そうとしている業界がどこに当てはまるのかを、辞書的に確認できるようにキーワードを並べています。

ITの世界では、同じ意味のキーワードを説明しようとしているのに、所属している業界や職種によって、まったくキーワードが異なることがとても多くあります。

とてもまぎらわしいですが、あなたが目的の業界に進めるような手助けになればと思っています。

Web制作とは「ホームページを作ること」

Web制作は、クライアントからの要望でホームページをつくること言います。

ホームページ作成に関係する現場では、よく「制作」というキーワードが利用されます。

Web制作は、ホームページ制作とも呼ばれていて、ホームページはWebサイトとも呼ばれます。

そのホームページやWebサイトの1ページ1ページをWebページと呼ぶこともあります。

Web制作 = ホームページ制作 = Webサイト制作 は、すべてホームページを作ることを示しています。

よく使われるキーワード

業務の呼称(業務の呼ばれ方)

Web制作 / ホームページ制作 / Webサイト制作 / ウェブサイト制作 / WordPress制作 / CMS開発(コンテンツマネジメントシステム開発)など

職種(募集される仕事の名前)

Webプロデューサー / Webディレクター / Webデザイナー / Webプログラマ / WordPressエンジニア / マークアップエンジニア / HTMLコーダー など

最近は「マークアップエンジニア」や「HTMLコーダー」を「フロントエンドエンジニア」とよんでいることも見受けられますが、これから説明する「アプリ開発」における「フロントエンドエンジニア」とは別物です

利用技術

HTML / CSS / JavaScript / WordPress / PHP / Illustrator / Photoshop / AdobeXD など

アプリ開発とは「アプリケーションを作ること」

アプリ開発とは、アプリケーションを開発することをいいます。

アプリ開発に関係する現場では、よく「開発」というキーワードが利用されます。

この開発というニュアンスは、プログラミングを用いてアプリケーションを作り上げることを、まとめて「開発」と表現しています。

アプリ開発を大きく分けると2つに分類でき、アプリケーション開発はさらに2つに分類できます。

  • アプリケーション開発
    • デスクトップアプリケーション
    • ネイティブアプリケーション
  • Webアプリケーション開発

順に説明していきます。

アプリケーション開発について

アプリケーションというのは、パソコンやスマートフォンにインストールして利用するアプリのことです。

つまり、アプリケーション開発は、インストールして利用するアプリケーションを開発することをいいます。

例で示したようにアプリケーション開発は端末ごとで2種類にわけられます。

  • パソコンなどで利用するデスクトップアプリケーション
  • スマートフォンで利用するネイティブアプリケーション
デスクトップアプリケーションとは

デスクトップアプリケーションは、WindowsMacなどのパソコンにインストールして利用するアプリケーションのことをいいます。

具体的は、表計算ソフトのExcelや、ブラウザのGoogle Chromeなどです。

ネイティブアプリケーションとは

ネイティブアプリケーションは、iOS(iPhone)Androidなどのスマートフォンにインストールして利用するアプリケーションのことをいいます。

具体的には、LINEInstagramメルカリなどです。

Webアプリケーション開発について

Webアプリケーションは、インターネットを通じてWebブラウザで利用できるアプリのことです。

Webアプリケーションについて、Eメールを例に説明します。

以前は、Eメールを利用するためには、プロバイダというインターネット接続会社からメールアドレスを取得し、OutlookやThunderbirdなどのメールを送受信する専用のデスクトップアプリケーションをインストールする必要がありました。

WebアプリケーションであるGmailは、専用アプリケーションのインストールなしで、Webブラウザ上で利用することができます。このGmailが、Webアプリケーションです。

つまり、Webアプリケーション開発は、Webブラウザで利用できるアプリケーションを開発することをいいます。

具体的には、GmailGoogleマップYahoo!ニュースニコニコ動画YouTubeなどです。

補足:アプリケーションとWebアプリケーションの違いについて

じつはアプリケーションWebアプリケーションでは、だんだん違いが無くなってきています

Webアプリケーションしか存在していなかったGmailやYouTubeも、今ではネイティブアプリケーションとして、スマートフォンでも利用できます。

最初はネイティブアプリしかなかったメルカリも、パソコンのWebブラウザで利用できます。

ここで重要なのは、アプリ開発アプリケーションを開発しているいうこと。ホームページを制作しているわけではないということです。

補足:「Webサービス」について

よく耳にするWebサービスというのは、インターネット上でWebアプリケーションを利用して提供するサービスのことをいいます。Gmailは、インターネット上で利用できるWebアプリケーションであり、インターネット上でメールの送受信ができるサービスを提供しているという意味でWebサービスでもあります。

よく使われるキーワード

業務の呼称(業務の呼ばれ方)

Webサービス開発 / ソフトウェア開発 / アプリケーション開発 / Webサービス企業 / 提供サービス名と会社名が同じ企業 / 自社開発企業 / Web系開発企業 など

職種(募集される仕事の名前)

ソフトウェアエンジニア、アプリケーションエンジニア、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、サーバサイドエンジニア、インフラエンジニア、iOSエンジニア、Androidエンジニア、デスクトップアプリケーションエンジニア など

※ 「アプリ開発」の「フロントエンドエンジニア」では、「Web制作」の「マークアップエンジニア」や「HTMLコーダー」の業務にくわえ、JavaScriptやTypeScriptを利用したアプリケーション開発に特化した能力を必要とされる職種です。

利用技術

HTML / CSS / JavaScript / TypeScript / Node.js / Ruby / Sinatra / Ruby on Rails / PHP / Laravel / CakePHP / Python / Django / Flask / Go / Swift / Kotlin / C++ / C# / AWS(Amazon Web Services) / GCP(Google Cloud Platform) / Microsoft Azure など

Web制作会社と自社開発企業の違いについて

基本的には、

  • Web制作会社 => ホームページを作る会社
  • 自社開発企業 => Webアプリケーションを提供するWebサービスを作る会社

の違いがあります。

最近は、Web制作会社自社開発企業のようにWebサービスを作って提供することもあります。

ただ、自社開発企業が「ホームページ制作」を受けることは基本ありません。

「Web制作会社」か「自社開発起業」かを見極めるための1つとして、業務内容を上記の観点から調べてみることをおすすめします。

プログラミングを学びたい目的は?

このように「Web制作」と「アプリ開発」は、作っているものも、利用している技術も異なります。(Webを利用しているので、HTML / CSS / JavaScriptなど共通して利用する技術もあります。)

ふたたび、プログラミングを学びたい目的を見てみましょう。

  1. お金を稼ぐためにプログラミングを学びたい
  2. 転職をするためにプログラミングを学びたい

これまでの説明を踏まえて、順に解説します。

お金を稼ぐためにプログラミングを学びたい

Web制作の場合

副業として、月に数万円を稼ぐという目標であれば、「Web制作」が現実的です。

Web制作の技術は、プログラミング的な思考というよりは、デザインされた画像をもとにホームページに再現する「マークアップ」という作業が主なところです。

HTML / CSSを中心に学び、Web制作ではWordPressが利用されていることが多いので、WordPressが利用できるとより良いですね。

ただ正直言いますと、WordPressを学んで、Web制作の技術でお金を稼ぐというのは、すぐに上限が見えてきます。

思ったより稼げないということです。

Web制作でお金を稼ぐということは、以下のようなことを提供する必要があります。

  • 事業戦略:クライアントの事業におけるホームページの効果の予測を提供する
  • Webデザイン:クライアントの要望に応じたデザインを作ることができる
  • ホームページ制作:デザインを正確にホームページに起こすことができる
  • Webマーケティング:SEOやSNSを利用した販売促進などクライアント要望の対応ができる
  • 効果測定:ホームページを導入前・導入後の効果検証

マークアップといっている部分は、真ん中のホームページ制作の部分です。

実際に売上を伸ばしていくためには、総合的なWeb制作の知識や技術、経験が必要になってきます。

アプリ開発の場合

ちなみに、中長期的に見ると「プログラミング」だけで稼ぐという観点では、「アプリ開発」を学んだほうが、ある意味、簡単に稼げるようになります。

アプリ開発を学んだ直後は、開発案件を受けることはできないので、副業的には0円です。

ただ、アプリ開発ができる企業に転職でき、その後5年ほどキャリアを積んでから、フリーランスエンジニアに転向すると、月50万円〜80万円ほど稼げるようになります。

さらに10年ほどのキャリアになると、フリーランスエンジニアとして、月100万円以上稼ぐことができます。

嘘みたいな話に聞こえるかもしれないですが、ほんとうです。

Web系の自社開発企業で10年エンジニアをしていれば、年収600万円ほどは給料として、もらえるようになります。

(600万円もらえていない人は、必要なタイミングで転職をしていないか、技術的に伸びることができなかったか、何らかの要因がありそうです)

フリーランスエンジニアとして、企業所属のエンジニアと同等程度の働きをすると、ざっくりの計算で、給料の倍額ほどの請求になります。年間売上1,200万円ですね。

当然フリーランスエンジニアなので、自分で健康保険や年金を払うし、自分でパソコンなども購入する必要があるので、単純にそのまま会社員の給料と比較はできません。

ただ、手元に入ってくる金額としては、このぐらいのインパクトがあることを知っていただければと思います。

転職するためにプログラミングを学びたい

Web制作会社の場合

Web制作会社へ転職したいのであれば「Web制作」の技術を学ぶことをおすすめします。

Web制作は、副業的に何度かホームページ制作で売上を立ててみて、実務経験を積んでから、転職活動するのが良いと思います。どの会社も実務経験がある人を求めているので。

制作会社によっては未経験可の会社もあると思いますので、アルバイトなどからでも会社に潜り込んで、実務経験を積むという方法もありそうです。

自社開発企業の場合

アプリ開発の自社開発企業へ転職したい場合は「アプリ開発」の技術を学びましょう。

「アプリ開発」企業へ転職したいのに、WordPressの学習や副業をしていた場合は、転職が遠のくばかりです。

最も強力な転職方法は「自分でアプリ運営をする」ことです。

最近はプログラミング教室がとても流行しており、実務経験がない状態でプログラミング転職を実施している人がたくさんいます。

プログラミング教室でポートフォリオを作って「私はこれだけ作れます」というのを履歴書や職務経歴書と一緒に転職希望先企業へ渡すのですが、基本企業は似たりよったりのポートフォリオを見てません。

練習でつくったポートフォリオと実務で開発しているアプリケーションは恐ろしいほど差があります。

なので、一番の近道は「自分で作って運営する」です。

Webアプリケーションでもいいですし、iOSアプリでも、Androidアプリでもよいです。

粗削りでもよいので、1つアプリケーションをつくって、本番リリースしてください。

本番で運用するアプリをつくるにあたっては、デザイン、マーケティング、法務の観点、いろいろ必要となってきますが、調べながら、時には専門家の力も借りながら、作ってリリースしてください。

それを1年運用すれば、実務経験1年です。それを持って転職活動すれば、ポートフォリオしか持っていなかった状況と大きな差が生まれているはずです。

まとめ

あなたのしたいことが「副業なのか」「転職なのか」で積み上げることが異なってきます。

この記事で、学ぶべき方向性が明確になれば、幸いです。

蛇足として

ちなみに「Web制作」も「アプリ開発」も職人気質の人が多い業界です。

転職活動時に「お金が稼げるようになりたいと思って、プログラミングはじめました!」だと、基本良い顔されないです。

イヌ的には「大いにけっこう!一緒にがんばろう」ってなもんなんですが、実際はそうではない会社さんのほうが多いので、その点少し意識して、気をつけてもらえればと思います。

イヌ
イヌ

なかなかキーワードが分かりづらい業界だけど、少しでも理解の助けになったら嬉しいです!

ウサギ
ウサギ

引き続き、もっと分かりやすく伝えられるように努力していこう!
またね〜

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