エンジニアになるためにはIT業界を理解するところから始めよう

イヌ
イヌ

未経験エンジニアにむけて、IT業界をまとめるよ!

ウサギ
ウサギ

わかりやすくお願いします!

これからエンジニアを目指そうとしている人に向けて、IT業界の構造をお伝えします。

このIT業界の構造から

  1. これからどの方向に向かうべきか
  2. 現在の進んでいる方向が正しいか

の道しるべになればと思います。

IT業界は「Web系」と「それ以外」の2種類です

イヌ:IT業界は「Web系」と「それ以外の業界」に分けられます。

ウサギ:やばい。絶対反発があるやつだ。それ以外の業界の人だと怒り心頭。

イヌ:いや、ごめん。この業界、いろいろな領域がオーバーラップしてて、とてもわかりづらいのよ。

ウサギ:そっか。わかりやすく伝えるためなら、しかたないか。

「Web系」と「SIer」について

イヌ:イヌの理解でざっくり説明しておくと、「Web系」は自社で開発しているサービスを提供している会社(Googleやメルカリなど)のこと。

ウサギ:ふむふむ、有名な会社だ。

イヌ:Web系ではない業界の1つに「SIer」がある。「SI」は「システムインテグレータ」の略称で、お客様からの依頼を受けてシステム開発をする企業のこと。

ウサギ:SIer。聞いたことない。

イヌ:NTTデータとか、富士通とか聞いたことない?

ウサギ:富士通は知ってる。パソコン作ってるよね。

イヌ:そうそう、その富士通。システム開発を請け負う部門もあるんだよ。

ウサギ:なるほど、そうなんだね。

イヌ:ちなみに「システム開発を請け負うこと」を「受託開発」といったりもします。このあとも出てくるキーワードだから、覚えておいてね。

ウサギ:はーい。

イヌ:それ以外の業界だと、具体性に欠けるから、「Web系」と「SIer」で比較していこう。

ウサギ:それ以外の業界だと、ちょっとね。アレだよね。

イヌ:ちなみに「Web系」が「お客様からの依頼を受けてシステム開発をする」こともあるし、「SIer」が「自社で開発したサービスを提供する」こともあるので、企業情報を確認するときに気をつけてほしい。あくまで基本は以下の通り。

  • Web系:自社で開発しているサービスを提供している
  • SIer:お客様からの依頼を受けてシステム開発をする

ウサギ:なるほど、関わる割合が違うってことだね。

イヌ:そう。

「Web系」と「SIer」の収益構造

イヌ:「Web系」と「SIer」がどのように収益を上げているかを説明するね。

ウサギ:はーい。

Web系の収益構造

イヌ:「Web系」については、提供しているサービス利用しているユーザから直接的または間接的に収益を上げているんだ。

ウサギ:直接的または間接的とは?

イヌ:例えば「メルカリ」だと、出品者から売上の何%かを出品手数料として支払ってもらっている。

ウサギ:たしかに売れた金額がそのまま入金されないね。

イヌ:その出品手数料が、メルカリの売上の1つで、ユーザから直接支払ってもらっている。

ウサギ:たしかに。

イヌ:ほかには「Google」は検索の会社だよね。

ウサギ:Googleは無料で使えるんじゃない?

イヌ:そうだね、検索を利用する人は無料で使えるね。でも、検索すると広告が表示されるでしょ?

ウサギ:確かに「広告」って表示されているリンクがあるね。

イヌ:そう、それがGoogleの収入源。検索結果に広告を出したい人からお金を支払ってもらっている。

ウサギ:あー、なるほど。これは「間接的に」だ。

イヌ:そう。検索する人から直接お金をもらうんじゃなくて、検索する人に広告を見せたい企業などからお金をもらっている。

ウサギ:ふむふむ。

イヌ:Web系は、直接サービスを提供するだけじゃなく、お客様からの希望でシステム開発をすることがある。という話もしたよね。

ウサギ:うん、あまり多くないんだよね?

イヌ:Web系でも、受託開発を専業でやっている会社などもあって、ちょっとわかりにくいところがあるんだけど。

ウサギ:ふむふむ。

イヌ:「お客様から直接、開発依頼を受けている仕事かどうか。」がとても重要な点です。

ウサギ:え?お客さんから直接お願いされるのが普通じゃないの?どういうこと?

SIerの収益構造

イヌ:「SIer」は、受託開発で売り上げてる話はしたよね。

ウサギ:うん、基本は受託開発っていってた。

イヌ:「SIer」は「多重の下請け構造」になっている点が「Web系」との大きな違いなんだ。

ウサギ:多重の下請け構造?

イヌ:例えば、SIerが「A社」「B社」「C社」「D社」と4社あるとする。

ウサギ:うん。

イヌ:ウサギ株式会社が「A社」に1,000万円で、開発を依頼したとするよね。

ウサギ:ウサギ、突然の社長就任。

イヌ:で「A社」が500万円で「B社」に依頼する。

ウサギ:え、うん。

イヌ:で「B社」が250万円で「C社」に依頼する。

ウサギ:う、うん。

イヌ:で「C社」が125万円で「D社」に依頼する。

ウサギ:えー、うん。

イヌ:でシステムが完成したら、D社 => C社 => B社 => A社 => ウサギ株式会社 と連絡がいく。

ウサギ:なにこれ。A社にお金払ってるんだから、A社が全部作ればいいじゃん。

イヌ:そう思うよね。でも、そうなってないのSIerの世界では。いろいろな理由があるんだけど、いったん、この記事で話さないね、長くなるから。

ウサギ:歯の奥になにかが挟まっているようなーいいかたー。

イヌ:この記事で伝えたいのはSIerの世界の話じゃないからね。

ウサギ:そですかそですか。

受託開発の依頼の流れ

イヌ:で、さっきの「A社」〜「D社」の話なんだけど。

ウサギ:うん。

イヌ:「D社」に向かうにつれて、もらえる金額が少なくなってたでしょ?

ウサギ:そうだね、途中の会社が差し引いてるからね。

イヌ:ここで「Web系」と「SIer」の受託開発の依頼についてみてみると

  • Web系(Z社):ウサギ株式会社 => Z社
  • SIer(A社・B社・C社・D社):ウサギ株式会社 => A社 => B社 => C社 => D社

となる。

ウサギ:Web系は話がはやい。

イヌ:そう、Web系は1社で完結してる。なぜ、SIerがどんどん下請けに仕事を依頼しなければいけないのかというと、自社でその仕事を完結することができないから。

ウサギ:えー、そんなことあるの。システム開発会社なんでしょ、SIerって。

イヌ:ある。開発能力に優れたSIerもいるけど、そうでないSIerもたくさんある。

ウサギ:そうなのか。逆にWeb系は、すべての会社が優れてるの?

イヌ:当然すべてのWeb系が優れている。というわけではない。ただWeb系は直接ユーザにサービス提供をしたり、直接お客様からの開発依頼がくるから、そもそもの開発能力がないと市場にいられないからね。

ウサギ:なるほどねぇ。

イヌ:逆にいうと、SIerは仕事を受けて、次に流す先の会社の口があれば、生き残れてしまう。実際に何も開発していなかったとしても。

ウサギ:B社とかC社とか、か。

イヌ:そういうこと。

Web系を目指してほしい

イヌ:だから、これからエンジニアになりたいと思っている人には、ぜひ「Web系」を目指してほしい。

ウサギ:ふーん。でも、SIerのA社とかでも、よさそうなものだけど。

イヌ:A社のような、SIerのトップ企業は、大企業の新卒入社のようなメンバーばかりだったりするので、あまり中途を採用していないんだよ。伝統的な日本の大企業という感じだからね。

ウサギ:そうなんだ。

イヌ:ただ、「Web系」は入社難易度が高かったりする。最近はプログラミングスクールの影響で、未経験者の人が大量に押し寄せてきて、企業側が困っているという話もよく聞くから、なおのことハードルが上がっているかもしれない。

ウサギ:自動車の運転とは違うだろうしね、学校卒業してすぐは大変そう。

イヌ:そのため、C社やD社の下請けSIerの門をたたくひともいるんだけど、正直、SIerは良い企業悪い企業が差が激しいので、おすすめはしないかなと。

ウサギ:そうなのかぁ。未経験者はじゃあどうすればいいのかね?

Web系に入るには「自分のWebサービスを作って、運営する」

イヌ:イヌのおすすめとしては、「実際に自分のサービスを作って、運営する」ことが一番だと思っている。

ウサギ:うぉ。それはめっちゃハードル高そう。

イヌ:実はこれが一番「Web系」では受けが良いよ。昔にくらべたらWebサービスの運営はだいぶ楽になってるんだけど、実際やってる人って少ないから。

ウサギ:たしかに「自分でWebサービスやってます」って、とても仕事ができそう。

イヌ:実際にWebサービスつくって運営してるんだから、最低限の開発スキルはあるという証明になるしね。

ウサギ:でも難しいんでしょう?

イヌ:難しいね。でも逆に言うと、自分でWebサービスを運営できるぐらいにのめり込めたら、企業に入るのはかんたんだね。

ウサギ:禅問答みたいになってる。

イヌ:イヌ推奨の「自分のWebサービス」については、また別の記事で。

ウサギ:おっけー。

ちなみに「Web系」と「SIer」では求人を以下のように表現します。

「Web系」では、

  • ソフトウェアエンジニア
  • フロントエンドエンジニア
  • サーバサイドエンジニア
  • インフラエンジニア
  • iOSエンジニア
  • Androidエンジニア
  • Unityエンジニア

のように、担当領域のスペシャリストとして求人されていて、

「SI業界」では、

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • プロジェクトマネージャ
  • ITコンサルタント

のように、職種でわけることが多いので、判断の目安にしてください。

イヌ
イヌ

どちらの会社もシステム開発には変わりないけど、

自分の目指す方向性で選択してね〜

ウサギ
ウサギ

とりあえず「Web系」と「SIer」は、

いろいろ違うことがわかったー

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